高齢者の場合、一人一人の体の状態を考えながら、副作用が起こらないよう細心の注意をはらいます。 お年寄りがお薬を服用する際は、医師や薬剤師の指示を守ることがもっとも大切です。
01. 機能の低下
腎臓や肝臓の機能が低下すると、服用したお薬が肝臓で処理しきれなかったり、腎臓から十分に排出されないために思わぬ副作用が生じる場合があります。 ですから、飲み忘れたからといって2回分をまとめて服用したりしてはいけません。
02. 複数のお薬
内科、眼科、泌尿器科など複数の病院や医師からお薬をもらっている場合、そのことを医師・薬剤師に告げてお薬の副作用が起こらないようにする必要があります。
03. 家族の協力
年をとると視力が衰えるため、錠剤の判別が十分に出来ずに間違えて服用したり、ヒートシール(包み紙)のまま飲んでしまったり、口の中や喉にお薬が残ったまま気がつかないこともあります。 服用回数を間違えないよう、必ず家族や付き添い人がそばにいて手助けしてあげてください。
04. 自己判断は危険
症状が良くなったからといって急に服薬を中止したり、効き目が少ないと思い増量したりすると具合が悪くなる場合があります。 決して自分の判断でお薬の量を加減しないで医師か薬剤師に相談してください。
05. 服用時の注意
食欲に影響を与えないため、また入歯に詰まらせないようにするために、内服薬はコップ一杯程度のぬるま湯か水と一緒に服用してください。 お薬の効果を十分に発揮させるためにも大切なことです。
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